不用品を売る前に!
付属品などのチェック
不用品を売る前には、付属品などのチェックをして、欠品を防ぐことがポイントとなります。使わなくなったものは捨てるよりも買取に出す方がよいですが、売れるものでも欠品があると台無しです。その為、箱や説明書は捨てずに取っておき、付属品も一緒に保管しておくのが理想的です。
付属品は説明書を見ながら1つずつ、不足しているものはないか確認していきましょう。使い終えて捨ててしまった消耗品は仕方がないですが、未使用のものは忘れずに一緒に箱に入れておきましょう。
できるだけ綺麗にしておこう
不用品を売るならできるだけ綺麗にしておきましょう。
使用感のある中古は、いくら使用上の問題がないとしても、やはり購入には抵抗感が生まれるものです。新品同様とまではいいませんが、少なくとも拭いて落ちる汚れは落とし、埃を払って売りに出すのがよいでしょう。
傷消しには、知識と技術が必要で、下手に手を出すと余計に傷が深くなったり範囲が広がります。特に、ツヤ消しの商品は傷が目立ちやすく、しかも消すのが難しいので傷つけないのがベストです。
付着物が汚れか傷か分からない場合は、乾いた清潔な布で軽く拭いてみるのがオススメです。乾拭きで取れれば何よりですし、取れなくても中性洗剤を溶かした水に浸し、固く絞って拭くことで取れる可能性もあります。水濡れ厳禁の商品には使えないお手入れ方法ですが、目立たないところで試して問題がなければ、全面的に拭き上げることも可能です。金具や模様の窪みといった部分の埃は、使い古した歯ブラシを使用すると便利です。綿棒や爪楊枝も併用すると、大抵の埃は取り除けますし、手間を掛けると思った以上に綺麗になります。
定番!よく売れる不用品
時計
時計はブランド品が人気で、古くなったり壊れても直して使えることから、年代物に思わぬ価値がつく傾向があります。
勿論、比較的新しい商品であっても、有名なブランドなら一定以上の価値がありますし、売りに出せば高確率で売却することができるでしょう。マイナーなブランドでも、時計は定番中の定番商品で安定した人気を誇りますから、十分に高値がつく可能性があります。
流通量が多く価格変動も起こりますが、評価が定まっているブランドとその時計であれば、想像よりも安い買取価格でがっかりすることはないはずです。
むしろ、購入時より価格が上がる時計もあるほどですから、非常に奥深くて魅力があるといえます。
衣服
衣服もよく売れる定番の不用品で、同じくブランド商品の人気が高く、高値がつくことも多くある傾向です。
しかし、マイナーだったりノーブランドでも、商品そのものを見て衣服を評価する人が少なからず存在しますから、割とブランドに関係なく売れます。
衣服において重要なのは、使用感や汚れ具合といった商品の状態なので、未使用に近い商品ほど高く売れる期待が持てるでしょう。
生地によっては水洗いできませんし、下手にお手入れをすると余計に傷みが進んでしまいますから、そこが難しい部分でもあります。
未使用品でタンスの肥やしになっているものについては、保管に問題がない限りそのまま売りに出すことができます。
家具家電
家具家電は種類が豊富で流通量も多く、よく売れる不用品の定番です。
家具は、テーブルや椅子に照明器具、棚やケースといったものが人気で、ソファやベッドも外すことのできない商品です。
一方、家電はテレビと冷蔵庫やエアコンに洗濯機、電子レンジや掃除機と、こちらも身の回りにあるものが買取で手放せる商品になります。当然ながら売れ筋や傾向はありますが、レトロな家具家電を好む層が存在することから古くても売れますし、売れない方が珍しいです。
これらの定番に共通するのは、いつの時代も人の生活に必要なもので、実用性や趣味性も価値になることです。
言うまでもありませんが、汚れた状態よりも綺麗にした方が買取では高く評価されますから、汚れを落としてから買取に出すほうがよいでしょう。
こんなものまで??意外と売れる不用品
着物
不用品の処分で面白いのは、こんなものまでという商品にも価値があったり、価格がついて売れることです。
着物は価値の評価に専門知識が不可欠で、一般には見ただけではその価値が分かりにくいものの筆頭です。近年は、安価でもしっかりとした作りの着物が流通していますから、高級品だと思っていた着物が実は安いこともままあります。
ところが、逆に安物と見ていた着物が年代物で、有名な作家の手により作られた作品というケースも珍しくないです。数は非常に限られますが、中には数千万円やそれ以上で取り引きされる作品もあるので、査定を受けずに安物と決めつけるのは早計です。
購入した場所や価格を知っているなら別ですが、家族の遺品などでタンスの奥などから出てきた場合は、査定に出してみることをオススメします。
ガラケー
スマホ全盛の時代において、ガラケーはもはや過去の商品と思いがちですが、中古市場では今も流通していますし、しかも意外と買取価格が高かったりします。ガラケーが売れるのは、使い慣れた端末を使い続けたい人達がいたり、スマホの高額な本体価格や利用料金を嫌ってガラケーを使う層がいるのが理由です。電話をするだけならガラケーでも十分ですし、ネットは不要でメールさえ使えればいいという人もいます。
製造販売が終了した端末はある意味レアで、今後は希少価値が上がりますし、コレクターなどの間で高値で取り引きされる可能性にも期待できます。
使えるのに捨ててしまうのは勿体ないですから、取り敢えず査定に出して買取してもらえるか確認するのがよいでしょう。
おもちゃ・ベビーグッズ
おもちゃ・ベビーグッズも意外と売れる不用品の1つで、おもちゃは新旧を問わず基本的に何でも売れます。
昔なつかしいおもちゃは大人に人気で、子供の頃に手に入らなかった人や手放して買い戻したい人が買い求めます。
ベビーグッズは実用性重視で流通しますから、新品に近い状態で清潔なものほど高く売れやすいです。また、あらかじめ用意していても、実際に履いてみると思っていたよりも足が大きくて1度も履かなかったり、おしゃれな服を買ったけども大切にしすぎて着用する機会が少なかったなど、使う機会のすくなかったものなどをまとめて売り出したりすると思いの外売れたりすることがあります。
さらに高く!高価買取のコツ
大量にまとめて買取
さらに高く高価買取の実現を追求するなら、大量にまとめて買取!これがコツとなります。
まとめ売りは、買取店にとって大量に仕入れるチャンスなので、単品で売りに出すよりも買取価格を高く提示することがあります。
キャンペーンの開催は狙い目で、沢山買取に出すと査定額がアップする機会がチャンスです。
同じカテゴリの商品に限られたり、価格がつかない商品はカウントされないといった条件が設けられていたりしますが、条件を確認して売りに出せば大丈夫です。同じカテゴリならまとめやすく、箱詰めも容易に進められますから、いわゆる宅配買取でも売りに出しやすくなるでしょう。
聴かなくなったCDや見なくなったDVD、遊び終えたゲームにゲーム機などは、大量の一括売りで買取価格が高くなりやすい商品です。特定のカテゴリの買取専門店であれば、時計や衣服、そして家具家電もまとめて高く売れるはずです。
売るタイミングを見計ろう
もう1つの高く売るコツは、売るタイミングを見計ろうというもので、買取価格が上がる機会を想定して売りに出すことです。
具体的には、季節性のある衣服は需要が高まる季節の節目のタイミングで査定してもらう、家具家電は新生活の需要が高まる前に売るなどです。
ブランド物の時計は、手元において時間を掛けた方が高く売りやすく、じっくりと待ってタイミングを見計らうのが正解となります。ただし、モデルチェンジで新しい方に人気が移る商品の場合は、新商品が出るまでに手放した方がお得です。このように、不用品には需要の変動があって、査定を受けるタイミングでかなり価格が変わってきます。
大量に買取に出すことと、売るタイミングを見計らうポイントを念頭に置いておけば、損をしてしまうことは避けられます。後はなるべく複数の買取店に査定してもらうこと、比較して最も高く提示したお店に売却を決めるのが高価買取の基本です。とにかく価格がついて売れればいいという考えでは、折角の高価買取のチャンスを逃してしまいますから、1円でも高く売るつもりで臨みましょう。
まとめ
不用品の処分は捨てるのではなく買取がオススメで、購入時の付属品を揃えて綺麗な状態で査定に出すと思わぬ価格がつきます。時計と衣服や家具家電は定番ですから、余程傷や汚れが酷くない限りは、査定で価格がつけられて売却できます。それと、タンスに眠っている着物や使っていないガラケー、おもちゃやベビーグッズなど、意外に売れる不用品は思いの外沢山あります。
価値が分からなくても問題ないですし、信頼できるお店で査定を受ければ価値が分かりますから、売るかどうか決めていなくても査定してもらうのはオススメです。
通常よりも高く売りたい場合は、大量にまとめて買取に出したり、タイミングを見計らって売却するのがコツです。処分優先で安易に捨ててしまうのは勿体ないので、利益になると考えて査定を受けてみましょう。