不用品の寄付方法とは?お部屋の片付け時にする社会貢献!

まずは不用品の精査から

自分にとって不用品でも、地球上のどこかで誰かに必要とされているかもしれません。
実はたいていの不用品は然るべきところに寄付すれば、また利用される可能性がとても高いです。そう言われても、ゴミ同然のものが本当に使われるのか疑問に感じる人もいるでしょう。そこでまず寄付出来る物と出来ない物をチェックすることから始めましょう。

寄付出来る物

日用品であれば、基本的に何でも寄付できると思って差し支えありません。たとえば着すぎて古くなった衣類や遊び尽くした玩具などは寄付の立派な対象になります。かばんや雑貨類なども捨てる予定のものがあれば、積極的に寄付して一向に構いません。子どもが大きくなって使わなくなったランドセルも定番の物ですし、もっと小さい頃に使っていたベビー用品ですら対象です。

その他にリコーダーやトランペットなどの楽器類も大丈夫ですし、野球やサッカーといったスポーツで使う道具など該当します。消しゴムや鉛筆といった文房具を寄付する人もいますし、女性が日常的に使っているメイク用品も対象です。さらには、ペット用品も受け付けてもらえるので、ドッグフードやキャットフードなども寄付が可能です。

寄付出来ない物

社会支援のための取り組みなので、そのコンセプトから外れるものは対象にはなりません。反社会的な要素がある物も問題外です。迷った場合は送り先に対象外か尋ねて確認するのが一番です。一概にはいえませんが、以下のような物は受け付けてもらえない可能性が高いと考えられます。

殺虫剤やガスボンベといった爆発する危険性がある物は断られる可能性が高いでしょう。寄付が原因で怪我人が出てしまうのは避けなければなりません。同様の理由でライターやヘアスプレーなども不可能と思っておいたほうが良いです。食べ物は寄付の対象ですが、それでも賞味期限が過ぎているものは断られます。液状の食べ物も駄目ですし、もちろん生ゴミも話になりません。

寄付した不要品の主な行き先

寄付した物がどこに届けられるのかも知っておいたほうが良いでしょう。
少なくともゴミ捨て場に直行させるよりは有意義なところばかりです。具体的な行き先が分かれば、自分の行為が社会貢献に役立っているという自信を持てるようになるでしょう。

災害等の被災地で重宝する

災害が起こると日用品を手に入れることは難しくなります。ライフラインが途切れてまともに生活できなくなるので、せめて消耗品を購入してカバーしたいところです。しかし、災害の規模が大きいとドラッグストアやスーパーなども、まともに経営できる状態ではなくなります。商品を運搬するトラックが到着できなくなるので、販売できるものがなくて開店休業状態になるのです。災害が起こる前からあったものは、押し寄せる被災者によってすぐに買いつくされてしまうでしょう。そのような状態ですから、たとえ不用品であっても使いたいという人がたくさんいるのです。

たとえば、自宅で使わなくなった毛布は被災地ではとても価値のがあるものになります。電気もガスも使えない極寒の状況でも、体を温められる毛布さえあれば生き残れる可能性が高いです。

孤児院や養護施設でも喜ばれる

日常生活ではあまり目にする機会がないかもしれませんが、世の中には恵まれない子どもがたくさんいます。そして、そのような子どもたちが暮らしている孤児院は、常に物品不足に悩まされている状態です。営利団体ではないので基本的に収入はありません。寄付を頼りにして活動しているケースがほとんどで、一般家庭の子どもが使っているような文房具や玩具は圧倒的に足りていない状態です。

養護施設の場合は、もう少し物品がそろっている場合もあります。しかし常に貧困な状態であり、何とかしのいでいる状況であることも珍しくありません。そのため、やはり不用品であっても、そこにいる子どもやスタッフはありがたいと思うケースが多いです。

読み古した本であっても、孤児院や養護施設においては立派な教材として扱われますし、もちろん学校で使用した教材を送ってあげるのも有効な手段です。

ボランティア団体で活用される

一般的に、ボランティア団体は高い志を持って活動している人の集まりです。その意志に賛同した企業が熱心に支援を続けているケースも珍しくありません。しかし、それは比較的大きなボランティア団体だけであり、細々と運営しているところのほうが多いのです。活動したくても物品が足りなくて、不自由な状態を余儀なくされているケースがよくあります。そのような場合は不用品が有効利用される可能性が高いです。

一口にボランティアといっても多様な種類があります。言い換えると、いろいろな不用品を活用してもらえる見込みがあるということです。たとえば手芸用品を寄付した場合、スタッフがそれを使って作ったものを孤児院などに提供するかもしれません。このようにボランティア団体は中継地点の役割を果たしてくれる場合もあるのです。

海外途上国で日本の物は人気

国外には日本人が想像できないほど苦しい生活をしている人たちがいます。たとえばブラジルはサッカー王国といわれているので、サッカー用のグッズがたくさんあると思っている人もいるでしょう。サッカーの英才教育を受けて育っていると思っている人も見受けられます。しかし実際には、ほとんどの子どもたちはサッカーボールすら買ってもらえません。それどころか本物のサッカーボールを見たことがないというケースも少なくありません。日本の子どもたちが使い古して弾まなくなったサッカーボールであっても、ブラジルの子どもたちにとっては正真正銘の宝物です。

他の国でも、着る物すらなくて困っている人たちはたくさんいます。靴がなくて裸足で山道を歩いている人たちも珍しくありません。日本人のおさがりの衣類や靴を送ってあげれば、その人たちの生活は一気に楽になるでしょう。

発展途上国の生活水準を日本の物差しで測らないように注意しなければなりません。

寄付の方法と注意点

実際に寄付をするときは注意すべき点がたくさんあります。
うかつに送ろうとすると痛い目にあうこともあるので、どのような方法があるのか事前に把握しておきましょう。事前にチェックしていればトラブルは避けられるので問題ありません。少なくとも以下に挙げる4つの項目を理解しておく必要があります。

寄付を受け付けているサイトから申し込む

インターネットの普及によって、寄付を受け付けるサイトが増えてきました。さまざまな種類があるので、自分でチェックして気に入ったところに申し込むと良いでしょう。

インターネットで探すメリットはいろいろな情報を入手できることです。送り先が詳しく書かれていたり、どのような物を扱っているか紹介されたりしているなど、情報を積極的に発信しているケースが目立ちます。それらを見ることで、自分の寄付がどういう意味を持つのが自覚できるようになるでしょう。

また、サイトごとにさまざまな特徴があり、恵まれない子どもたちに手渡しで届けることにこだわっているサイトもあります。それぞれポリシーがあるので自分が共感できるところを探すことが得策です。

店舗に直接持ち込む方法

寄付団体に加盟している店舗は意外と多いです。よく見るとレジの横にステッカーが貼ってあることもありますし、持ち帰れるパンフレットに書かれていることもあります。いずれにせよ、そういう店舗であれば不用品を直接受け取ってくれる可能性が高いです。持ち込みに関する記述がない場合は、店員に対応していないか尋ねてみると良いでしょう。

普段は対応していなくても、頼み込めば引き受けてくれるかもしれません。この方法のメリットは手軽に済むということです。不用品の寄付に興味があっても、わざわざ送るのは面倒と感じる人もいるでしょう。そのような人でも店で渡すだけで大丈夫なら、自分も試してみようと思えることが多いです。

寄付が尊い行為だと分かっていても、日頃の生活が忙しいとなかなか実行に移せないものです。直接持ち込める店舗があることは大きな助けになります。

詐欺会社に注意

寄付を募っているふりをしているだけの店舗や団体もあるので気を付けましょう。そうして集めた不用品をお金に変えているケースがあるのです。たとえば鉄クズは何の価値もないように思えるかもしれませんが、然るべき場所に持っていけば換金してもらえます。他にも売りさばけるものが意外と多いことを覚えておく必要があります。そのような悪徳業者にひっかかることは、寄付を無駄にするだけでなく、悪行に加担するような行為です。

貧しい人たちに届くはずだったものが、悪人たちの活動資金になってしまいます。わざわざ訪問してしつこく不用品を要求してくるケースは特に怪しいです。名刺だけもらってインターネットで検索し、悪い評判がないかチェックしてみましょう。

寄付出来ない物は不用品回収業者に依頼

不用品だからといって必ずし寄付できるとは限りません。前述のような対象外の物はもちろんですが、それ以外でも状態によっては断られてしまうケースもあります。その場合は廃棄することが基本ですが、実はその前にワンステップを挟むことも可能です。それは不用品回収業者に依頼することであり、不用品を買い取ってもらえる場合もあります。

ただし、料金が発生するケースがあることも理解しておきましょう。どれくらいの金額を請求されるのか事前に確認しておくことが大事です。見積もりだけであれば無料であるところが多いです。5社ぐらいに相見積もりをとって一番安いところに依頼すると良いでしょう。自宅から近いエリアで営業している場合は、電話1本で見に来てくれるケースもよくあります。

寄付出来なかった場合は不用品業者を頼る事も選択肢に入れておきましょう。少なくとも不法投棄をしないように気を付けなければなりません。

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まとめ

ここまで読んで不用品を寄付したくなった人は多いでしょう。
さっそく行動に移しても構いませんが、その前にもう動機づけを明確に行っておく必要があります。自分の中で、寄付をする理由を明確にしておくことには重要な意味があるのです。慈愛の精神で取り組み続けるためにも以下の2つを確認しておきましょう。

寄付を求めている人は大勢いる

「不用品なんて送っても誰も使わない」という考えは大きな間違いなので注意しましょう。その前提となるのは寄付を欲している人はたくさんいるということです。そして、そのような人たちは万全の状態の物ばかりを望んでいるわけではありません。恋人に使い古しの物をプレゼントすると嫌われるケースもあるでしょう。それは恋人へのプレゼントという位置づけだからです。使えるレベルの物であれば大丈夫という基準で物品を求めている人であれば、不用品であっても喜んでもらえる可能性が高いです。

自分にとって不用品でもその人にとっては不用品ではありません。自分の価値観ですべてを決めないようにすることがポイントになります。

動物が寄付を求めている場合も?

不用品の寄付は人間の枠組みを超える尊い行為であることも忘れてはいけません。不用品は動物のサポートに役立てられる場合もあるからです。あまり知られていませんが、飼い主がいない動物を支援している組織は少なくありません。たいていは非営利団体であるため、苦しい経営状態に陥っています。そのような状態なので、自分の不用品で動物たちの命を救える可能性があるのです。寄付に興味がなかった人でも、動物の役に立つと思ったら興味が湧いた人もいるでしょう。

このように人間と動物の両方を幸せにできるのですから、広い意味では地球を支えるといえる行為に他なりません。不用品を寄付することは素晴らしい行為です。他人の理解を得られない場合もありますが、気にしないで自信を持って実践してみましょう。