不用品の処分に待った!リユースでお得に物を少なくしよう

不用品をリユース

リユースとは?

リユース(Reuse)とは、繰り返し使用するや再使用するという意味を持っており、廃棄物を減らすことを目的として、限りある資源を大切に使い自然環境への負担を最小限に抑えるための取り組みだと世界中で行われています。
実際にリユースの取り組みは、子供の成長に伴い衣類のサイズが合わなくなったけれど生地の傷みや汚れもない物を、そのまま不用品として処分するのではなく欲しい人に譲ることが挙げられます。他にも読まなくなった古本や、買い替えをする場合の中古自動車などもリユースに含まれると言われています。

こういった再使用の取り組みはリサイクルという名前で用いられていますが、リサイクルは廃棄物からまだ使える部分を取り出し、再資源化することを目的としているため、使用済みのペットボトルを処理して合成樹脂に加工して、それを原料として新しいペットボトル製造や合成樹脂製品を作ることを目的としており、日本国内でも積極的に行われています。

しかしリユースは使える不用品をそのままの形で再使用するため、排出物やエネルギー消費が抑えられる環境に優しい取り組みとしても注目されます。自然環境への負担を抑えるための取り組みは、再使用を目的としたリユースの他にも、廃棄物を減らすリデュースや再資源化するリサイクルとも呼ばれており、この3つの取組みをまとめて「3R」と呼んでいます。

まだ使える物はリユースしよう

新しい引越し先に移り住む際に、サイズが合わなかったり新製品に買い替えたいからといって、まだまだ使える家具や家電製品、衣類などを処分してしまうという方は少なくありません。まだ使用できることやもったいないと感じていても、まわりに不用品を譲る人がいない場合には処分方法に困ってしまうことも多いです。そんな時に不用品を活かす取り組みに「リユース」を行う方法が注目されています。

国内でもリユースを積極的に行う活動や、リユースショップなど様々な方法が選べるようになりました。

リユースの方法

不用品回収業者

お住まいの環境で活動している不用品回収業者を利用して不用品をリユースする方法もあります。不用品回収業者に依頼する最大のメリットは、リユースショップなどに直接自分で不用品を持ち込む必要がなく、指定された日時に自宅まで回収に来てくれるため大型の家電や家具なども安心してリユースすることが可能です。

引越しに伴い大量の不用品を事前に処分してしまいたいと考えている方も、不用品回収業者に相談をすることで大型トラックを利用して一度に回収してもらうことも出来るので、効率よく大量の不用品を整理したいという場合にも対応してもらえるメリットがあります。

専門業者が不用品をその場でチェックし、買い取りをしてもらえる商品と買い取りが行えない商品を分けた上で、買い取り不可の商品は有料で回収してもらうことも出来るので、一度に効率よく処分を行いたいという人に向いています。大量の不要品対応を行っている不用品回収業者であればゴミの分別を行う必要がなく、そのままの状態で自宅外に出しておくだけで対応してくれることも大きなメリットです。

支払いが発生する場合は事前に見積もりを出してもらえるので、初めて利用する場合も安心です。

ネットオークション

インターネットのオークションサイトを通じて個人間で取引する方法で、最近ではフリマアプリなども人気が高いです。各オークションサイトによって仕組みは異なりますが、不用品を売りたいという人が出品者となり、出品物の簡単な説明に写真を添えて最低入札価格などをサイト上で公開します。

出品物と価格を見た上で購入を希望する人が値を付けますが、購入希望者が多かった場合は競争となって入札価格が跳ね上がる場合も多く、最高価格を付けた人が落札をするというシンプルなシステムです。

落札が完了したら、出品者と落札者で希望する発送方法や支払い方法を確認した上で、品物の発送や支払いを行うことになります。フリマアプリになるとオークションのように価格が跳ね上がるということはなく、購入者と価格相談をして購入金額を低くするなど交渉を行うことができます。

インターネットオークションのメリットは、遠く離れて住んでいる人でもアクセスが可能なため出品物が欲しいという買い手を見つけやすくなることや、リユースショップの買取価格よりも高値で売れる可能性があることです。

フリーマーケット・バザー

フリーマーケットやバザーといったイベントは、住んでいる地域で定期的に行われており、公園などの公共施設で開かれ誰でも気軽に申し込むことが出来ます。フリーマーケットやバザーでは主催者に申込み仮店を出すことで、使わなくなった不用品を売り物として並べイベントに訪れた人が商品を気に入れば売ることができます。

フリーマーケットやバザーは個人間での売買が基本となるので、売上代金は自分のもとに入ります。イベントに出店をしたい場合には出店料の支払いが必要になる場合が多く、地方自治体や民間団体など主催している運営に支払いを行った上で参加するようにしましょう。

引越しの際は引越し業者に

引越しをする際には処分が必要な家具や家電製品といった不用品が出るといわれています。しかし引越し前は水道やガス、電気の手続きであったり、どの引越し業者を選ぶ必要があるため不用品の処分方法やリサイクルの手配まで全て手が回らないという人も少なくありません。そんな時には引越しと一緒に不用品の買い取りを行ってくれる業者を選ぶことによって、一度に引っ越し作業と不用品のリユースが同時に行えるため手間がかかりません。

引越しを行う際に不要になった小物類はダンボールに詰めた上で、無料回収してもらえ引越し業者が提携しているリユース業者が回収される流れとなり、海外リユース品として再利用されるなど処分を最小限に抑えることが出来ることも魅力の一つです。

リユースする際の注意点

付属品や説明書も付ける

不用品の買い取りを依頼する場合、一番手っ取り早い方法がリユースショップで買い取りしてもらう方法といえます。そこで買い取りしてもらうための対策として、品物の外観を綺麗に保ちきちんと動作するかのチェックを行うことはもちろん、購入時についてきた付属品や説明書も1セットにしておくと買い取りしてもらいやすくなります。

特に保証期間内を表す保証書などが付属している場合は、品物が新しくまだ十分に利用できるという証拠にもなるので不足品や説明書、保証書は無くさないように保管しておくようにしましょう。そうすることで次の利用者が使いやすくなり、リユース品としての価値が高くなります。

押し買いには注意が必要

買い取り業者の中には「押し買い」と呼ばれる迷惑行為をする場合があり、業者が突然消費者の自宅に訪れて不用品の買い取りをしたいと言って安心させ、不用品ではない貴金属から価値のある着物を強引に安値で買い取る行為を指します。この迷惑行為は全国で行われており、消費者から多数の苦情相談が全国の消費生活相談窓口に寄せられるようになっており、平成25年2月以降には特定商取引法の改正により、規制を違反した業者には罰則もしくは行政処分が科されるようになりました。

買い取り業者に対する規制には飛び込み勧誘は禁止、買い取り時に消費者に書面を交付しなければいけないといったものがあり、これに違反した業者は健全なリユース業者ではなく押し買いを行う悪質業者だと判断できます。

リユース出来なかった時の対処方法とは

不用品をリユースショップなどに持っていったけれど、買い取りしてもらうことができなかったという場合はリユースショップで廃棄物として引き取ってもらえません。家庭から出た廃棄物を処理するには、市区町村の一般廃棄物処理業の許可が必要であるため、許可を持っていないリユースショップでは廃棄物の引き取り・処分を行えないため、買い取りできなかった品物については持ち帰る必要があります。どうしてもリユースする方法がなければ、住んでいる市区町村のルールにしたがって適切に処分するようにしましょう。

もし処分する家電製品の中に、エアコンやテレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機といった品目があり、リユースショップで買ったものである場合や、そのリユースショップで買い替えをして以前のものを廃棄する場合は家電リサイクル法に基づき引き取りをしてもらえる場合があります。

家電リサイクル法は家電4品目を廃棄する場合、消費者がリサイクル料金を支払うことで買い替えを行うお店、製品を購入したお店が同種の廃家電を引き取り指定取引所に運搬、家電メーカーがリサイクルを行う仕組みとなります。家電4品目を除く、電池や電気で動く家電製品は小型家電リサイクル法の対象となるため、市区町村のルールにしたがってリサイクルに協力することが大切です。

まとめ

自宅で利用しなくなった家電や家具は、つい不用品として処分してしまいがちです。しかし傷や汚れ、動作に問題がなく中古品でしっかり利用できる状態であれば、粗大ゴミで処分をしてしまう前にリユースを検討することが重要だと注目されています。

リユースはリサイクルのように資源で再利用するのではなく、まだ使えるものをそのままの状態で繰り返し使うことを目的としているため、限りある資源を大切に使い環境に優しい暮らしを実践するためにも重要な取り組みです。リユースショップで買い取りをしてもらうことで、処分にお金を払うのではなく不用品を売ってお金を手に入れることが出来るので非常にお得だと、多くの方がこの取り組みを始めています。