カビは放置すると危険!?人体への影響と徹底対策!

カビの種類は主に4つ

カビの種類は黒カビ、青カビ、赤カビ、白カビの4つがあります。いずれも、人体に影響のあるものです。

黒カビ

黒カビは、室内に存在している代表的なカビになります。湿度が70パーセント以上の湿度が高い状況で繁殖していきますが、繁殖後は乾燥に強いといった性質があります。皮脂などの汚れを好むのでお風呂場によく発生することが多く、根をはって増殖していくので、掃除をしても除去しきれないことが多いです。除去したとしても、再度発生することが多くやっかいなカビになります。

白カビ

白カビは、食品などに発生するカビになり、見た目がふわふわしていてほこりのような形状をしています。木材でできた床や壁にも良く発生します。白カビが発生しやすい条件は、湿度が高いことになります。湿度が60パーセント以上になってくると活発化して繁殖をしてきます。家の中で多く発生する箇所は、押し入れやクローゼット・畳みなどに繁殖することが多いです。

青カビ

青カビは、土や草などの植物についているカビですが、家具、畳、押入れ・クローゼット、衣類などにも発生します。
青カビが生えた食べ物を口にすると食中毒になる可能性があるので、特にカビが発生しやすい梅雨の時期は注意しましょう。

赤カビ

赤カビは、酵母菌の一種になり、20度~30度くらいの高温多湿の環境下で繁殖します。栄養分を必要とせず、水だけで繁殖することができるので、お風呂場によく発生するカビになります。い耐性を持っていて繁殖スピードがはやいといった特徴があるのでこまめに掃除する必要があります。

カビによる人体への影響

カビは人体に悪影響を及ぼす危険性がありさまざまな病気にかかるリスクがあります。クロスなど広範囲に発生している状態で長い間暮らしていると、空気中に浮遊しているカビを吸い込むこと健康被害を引き起こすようになります。

カビが引き起こす主な病気

気管支喘息アレルギーなどといった疾患を発症させることがあります。咳が止まらなくなったり、くしゃみが止まらなくなったりします。アレルギーの場合は、皮膚がかゆくなったり、目がかゆくなったりすることがあります。

とくに呼吸器の疾患であるアレルギー性気管支肺アスペルギルス症は、カビが原因で引き起こる病気です。気管支喘息を患っている方がかかりやすい疾患で、症状が進行すると息切れ・呼吸困難が常に起こるようになります。

青カビの種類の中には、マイコトキシンというカビ毒を作る作用があるものがあり、肝臓がんや膵臓がんの原因になる場合があります。
カビはシックハウス症候群にかかるリスクも高いです。シックハウス症候群は、鼻がむずむずしたり喉の違和感など覚えることがあります。

カビを見つけた時の正しい対処法

家の中でカビを見つけたときは適切な対処をする必要があります。

カビの除去に使える物

市販で買えるカビ取り剤を使う方法があります。ドラッグストアやホームセンターなどで簡単に手に入れることができるので、手軽にカビの除去をすることができます。

頑固なカビの場合は、次亜塩素酸系を塗布してキッチンペーパーやラップなどを用いて蓋をすることで、奥まで有効成分が浸みこんでいくので効果的にカビを除去することができます。

次亜塩素酸系のカビ取り剤は、使用上の注意をよく読んでから使う必要があります。ゴム手袋やゴーグルなどを装着して、直接肌につかないように対策することが大切になります。

お風呂場のカビは?

お風呂場に発生したカビの場合は、次亜塩素酸系のお風呂場専用のカビ取り剤を使用すると効果的です。スプレータイプのものがあるのでカビの発生している箇所に吹きつけるだけで処理することができます。ただお風呂場は気密性が高い場所なので、必ず換気をしながら次亜塩素酸系のカビ取り剤を使用するようにした方が良いでしょう。

お風呂場の天井に発生している場合は、スプレータイプのものだと上手く塗布することができないので、モップなど使用して天井に塗布すると効率的にカビを除去できます。

食器棚などのカビは?

食器棚などに発生している場合は、エタノールなどを使用して拭き掃除をして取り除くようにすると良いです。拭き取るタイプのものが市販で販売されているので、利用すると便利です。エタノールなど使用する際には、食品などにかからないように配慮してからカビの除去作業をした方が良いです。

布団やシーツなど

布団のシーツやマットレスなどはカビ生えやすいといった原因として風通しが悪いことがあがります。寝具に発生した場合はできれば丸洗が一番いい方法なのですが、家庭で丸洗いすることは難しいでしょう。

敷布団の場合重曹を使って拭き取るようにしましょう。スプレーボトルに水300ml重曹大さじ2を入れてよく混ぜまて、混ざったらカビにスプレーして3分置きます。その後、カビをつまみ取るように拭き取り、拭き終わったら消毒用エタノールで滅菌しましょう。消毒用エタノールをカビかけて5分置いたあと、叩くように拭き取ります。最後に水でよく拭きあげてください。

布団カバーやシーツは、丸洗いが可能ですので、酸素系漂白剤を使って除去しましょう

塩素系漂白剤は強い洗剤なので、必ずゴム手袋やマスクを付けて、換気をしながら作業しましょう。また、脱色してしまうので、色柄のものには使わないように注意してください。

寝具にカビの発生を防ぐには、日ごろから天日干しにしたり布団乾燥機を使用して、多湿の状態にならない環境にすることが大切です。

このままカビを放置すると?

さまざまな悪影響が出てくるのですぐに対処する必要があります。クロスなど室内に発生したカビをそのままにしておくと、だんだん繁殖していき、約2ヶ月ほどで全体がカビに覆われることになります。こうなってからでは、対処することが難しくなり健康被害のリスクも高くなってしまいます。

お風呂場のタイルの目地などに発生した黒カビを放置していると、根をはってしまって完全に除去することが難しくなります。
根をはってしまったスポンジなどで擦っても落とすことができなくなってしまうのでやっかいです。強くスポンジで擦ることで、目地に傷がついてもっとカビが繁殖してしまうこともあるので注意する必要があります。

今からできるカビ対策!

こまめに掃除する

まず一番大切なことはこまめに掃除することです。日ごろから掃除をすることで、カビが大好きな栄養分を除去することができます。カビが好む栄養分は、皮脂や食べこぼし・ほこりなどになるので、こまめに掃除をすることで、カビの発生を抑制させることができます。毎日掃除機をかけたり、モップで床を拭いたり、雑巾で棚などを拭き掃除することでカビの好きな栄養素を除去することができるので、いつも室内やお風呂場を清潔に保っておくことが大切になります。

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できる範囲で温度を下げる

周辺環境の温度をできる範囲で下げることも有効です。カビは20度〜30度の温度を好み、もっとも活発になる温度は、25度〜27度と言われています。気温が上がる季節は、カビの好む室温になるので、できるかぎり温度を下げることをする必要があります。こまめに窓を開けたり、エアコンの冷房を使用するなどをして温度を下げることで、カビの発生を抑制させることができます。

低い温度でも活動することができるので温度を低くしてもカビが繁殖する場合もあるので、注意しましょう。

湿度を下げる

カビ高温多湿を好む特徴があり、湿度が60%以上になると活発に繁殖します。湿度を60%以下にすることで、繁殖を抑制させることができます。人間が快適だと感じる湿度が、40%から60%と言われているので、人間が快適に過ごすことができる環境にしておくとカビの繁殖を抑える効果があるでしょう。
湿度を下げるに最も効果的な方法は、窓を開けて換気することです。雨の日などは湿気が多いので、エアコンのドライ機能や除湿機など使用することで室内の湿度を下げることができます。また、お風呂場がいつも湿度が高い場所になるので、常に換気扇を使用することで、発生を抑える効果があります。

梅雨時期など洗濯ものを部屋干しする方が多いですが、室内の湿度を上げてしまうので、できるなら乾燥機や浴室乾燥機を使用するとよいでしょう。

まとめ

春から夏にかけてカビが生えやすい時期になり、お風呂やキッチン・クローゼットなどによく発生します。これらの場所の共通する点は風通しが悪く湿度が高いことになります。

高温多湿の場所を好むので、カビの対策をするなら室内の温度を下げて、湿度を下げることで繁殖を防ぐことができます。カビは放置していると、人体に健康被害をもたらすことがあるので、カビを発見したらすぐに除去することが大切になります。

軽度のカビの場合は、拭き掃除やスポンジで落とすことができるので、ひどくなってしまう前に除去することが大切になります。再発しないために、こまめに掃除をしたり、部屋の換気をおこなうことで、再発を防止させることができるでしょう。